排水処理って今の時代はこんなに安心安全なんです

排水処理というと従来は下水道にそのまま排水を流したり、側溝に流しているといった印象が有りましたが、現代では基本的にそのまま排水を下水道に流すといったことは認められていません。
一般家庭に於いては排水は一旦汚水桝と呼ばれる部分に貯められ、この部分で汚泥などを取り除く処理を行うような構造にすることが義務付けられています。又、下水道に於いても中間施設などで汚水を処理する設備を設け、汚染物質の濃度が一定の数値以下になるように厳しく管理されています。その為、現代の排水処理に於いては非常に安心安全であると言えます。
さらに現代の排水処理設備は非常に処理能力が高く、処理した水を河川に放流しても生態系に影響がないくらいの清浄度が維持されているため、安心出来るものと言えるのです。

排水処理装置の進化が非常に著しいのが大きな理由

排水処理が進化した背景には、排水処理施設の処理技術の向上が大きな要因となっています。従来の排水処理というものは基本的には濾過などで不純物を取り除くということが主流になっていました。そのため一定の大きさ以下の不純物は濾過することができず、また水質などはなかなか改善することが難しいため再利用は無難しい側面があったのです。近年では水に関する様々な研究が進み、排水中に溶け出した有害物質の除去や中和の方法が開発されており、単に濾過して不純物を取り除くだけでなく、薬品を利用した除去や中和など様々な方法が開発されているため、排水処理は非常に安全なものとなっています。又、汚水処理場も非常に安全に管理されており、不純物などが入りこまないように管理されているのも従来とは異なる大きな要因です。

排水がその性質により分類される様になったことが大きな要因です

排水処理が安心安全になった大きな要因の一つに、排水の種類によりその処理の方法が細かく分けられている点があります。一般の住宅から排出される生活排水は下水道に排出されますが、工場などの排水はその性質や利用内容などにより、排出する前に場内で排水処理を行うことが法律で義務付けられています。これは従来工場排水を下水道に流して大きな公害問題を生み出した教訓が有り、法律で厳しく規制されているため、工業の排水を行う場合は必ず処理をおこなってから排水しないといけないことになっています。
さらに雨水は家庭の排水でも別個に扱われ生活排水とは区別されています。これは雨水には生活排水とは異なる有害物質が含まれている可能性があり、基本的には個別の処理をする必要があるからです。このようにして排水処理を区別することで総合的に安全性を維持しているのが現代の排水処理です。